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写真撮影・太地。

先日、建物の写真を撮らせていただきました。撮っていただいたのは写真家の照井さん。撮らせていただいたのは2016年の年末に完成した太地の桜陰緑風の家。建築写真は竣工してすぐよりも、そこに住まい手の生活や緑が入ったほうが建物が生き生きとすることが多いので、暮らして3年・・・ぐらいの時にお願いするのが多いのです。久し振りにお邪魔した桜陰緑風の家は外観にそれなりの経年変化も見られ、竣工時の真っさらではあるがどこか味気ない建物からすっかり様変わりしていました。
当日の朝、田辺を出るときの外気温は2度、太地は流石にもう少し暖かくて6度程。朝日が欲しかったので、まずは寒さをこらえて外観撮影から。室内の撮影に入ったのは10時半頃。屋外とはうって変わって暖かい・・・住まい手に尋ねてみると、寒い日もお日様さえあれば暖房の必要がない・・・のだそうだ。念のため夏場を確認すると、風通しが良い上に暑い陽差しは一切入ってこないので、エアコンの電気代は前の住まいの1/3ぐらいで暮らせている・・・とのこと。綿密な陽差し計算で軒の深さと高さを計算した甲斐があったというものです。特にこの好環境に影響しているのが居間中央の吹き抜け。暑い・寒いととかく評判の良くない吹きぬけも、計画次第で室内の温熱環境に貢献する良い装置になる事が証明できた格好です。
今年中に後2件、合計で3件の住まいに写真撮影をお願いしました。当事務所の作品集や雑誌で見て頂く機会もあるかと思います。ご期待下さい。