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府中の家

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建物解説


 

府中の家はセミオーダープランで建てた、平屋の建物です。

私たちはこれまで、地域性を生かした木造建築物の設計を続けてきました。その過程で蓄積してきた技術・知見・つながりを生かし、地域にある資源(敷地・周辺環境・職人・技術・流通材など)を活用することで、地域の気候風土に配慮した、快適で、本物の素材感が生きた建物をご提案しています。

この度、府中の家で採用したセミオーダープランとは、ご用意しているプランの中から選んでいただくことで設計料を抑えつつ、快適で、本物の素材感が生きた住宅をご提供するためのプランです。

府中の家は以下のような特徴があります。

〇紀州材を用いたグリッド架構

日本でも有数の良質な木材である天然乾燥の紀州材を用い、太く、整理された構造体グリッドを構成しています。

〇のびのびとした平屋

近年需要が高まっている平屋形式を採用しています。
平屋形式は2階建と比べてバリアフリーな上に、地震に強く、さらには地面に近いため、自然をより近くに感じることができます。

〇勾配天井の多様な空間

居室の天井は勾配天井にすることで単調になりがちな平屋の建物に、広がりのある多様な空間ができるよう配慮しています。

〇庭とつながるデッキ

居室には大きな掃き出し窓を設置し、庭と室内がゆるやかにつながるよう、掃き出し窓にはそれぞれの居室から庭へとつながるデッキを設けています。

〇建物全体を暖める薪ストーブ

建物全体の暖房器具として薪ストーブを採用しています。
薪ストーブの暖房効果が最大限生かせるよう、個室の上部はLDKに対して開放し、空気が通う設計としています。

〇家事がしやすい動線計画

アイランドキッチンとLDK、洗面、脱衣室へとつながるシンプルな動線計画としています。奥さんの日頃の家事がしやすい動線です。