作品集works

家族と成長する家

  • 土間
  • 2階建
  • 吹き抜け
  • 木製掃き出し窓
  • 階層:木造2階建

住まい手インタビュー 一年と半年目

家族の変化にフィットする家

南からも東からもよく陽がそそいで、明るい食卓の朝ごはんから一日がはじまります。コンセプトは「家族と共に成長する家」でした。
今は子供が小さくて、段差やフロアの境界には柵をつけています。元はドアの少ない自由な間取りなので、大きくなったら、撤去して広いところを走り回らせてあげたいです。
二階の子供部屋は、大きな一部屋。ゆくゆく個室が必要になる年頃を迎えたら、二部屋に分けて子供二人の部屋にする予定です。コンセントや照明スイッチなどは、計画的に二部屋分そなえてくれています。
住まい方次第で、家族の状況に合わせて変化していける家だな、と感じています。
 

のぼり棒と雲梯(うんてい)

階段の脇には、のぼり棒を設置できます。大きくなった二人が楽しく遊んでくれるといいな。今はまだ仕舞ってあるんです。簡単に取り外しできるようにしてくれてて、よかったです。
リビングの天井の雲梯は、母がテレビで水泳選手の実家にあるのを見たのがきっかけで「体に良さそうだし、おもしろそう」って、木製で造ってもらいました。今のところは僕(ご主人)が、趣味のトレーニングに使っています。肩甲骨や肩を伸ばす『ぶら下がり運動』に丁度いいと言って、母もやって来たときは愛用しています(笑)。予想外に、洗濯物を干すのにも大活躍……!たくさんのハンガーを引っかけられるので、めちゃくちゃ重宝します。お天気や時間帯に関係なく、よく乾くんです。
  • ▲お昼ごろのリビング。朝食時には朝日が差し込む。天井には雲梯。
  • ▲可動式ののぼり棒
    取り外しでき、今は普段は収納している。
  • ▲雲梯
    リビングの天井に。大人がぶら下がっても十分耐える。
 

階段周りと吹き抜けの見晴らし

私(奥さん)は二人目妊娠中のツワリがひどくて……その時期は、気が付くと吹き抜け部分の床で寝転んでいました。つらい時にも、天井が高いと気分が晴れます。
階段に座って眺める吹き抜け越しの外の景色が、みんなのお気に入りです。二階部分が大きなガラス窓、一階は玄関土間のフルオープンできる木製建具になっていて、見晴らしが広々しています。ドクターヘリが近くによく着陸するので、子供はそれに興味津々です。救急車や消防車が「うぅ~っ」と集まってきて、目の前にヘリが降り立つんです。車も大好きな子に育って、もう私よりずっといろんな車種や車名に詳しいです(笑)。
  • ▲吹き抜け
    1F正面は、木製の大開口。
  • ▲階段を見上げる
 

最初の希望に集中して良かった!

実家や昔の家の広い玄関に慣れていたから、集合住宅の狭い出入口を不便に感じていました。そこで、玄関は広い土間を希望しました。
当初は主人が趣味の自転車をさわったり、筋力トレーニングをする場所を兼ねていたのですが、最近は作物を置いたり、日常的に活用する場面が多いです。冬場の土間の床は冷えていて、ミカンとかを置いておくとすごく長持ちします。
時期によって黄砂や田畑の野焼きの煙が大変なので、洗濯物が干せて助かっています。網戸越しに風を通しておき、何かあればすぐに窓を閉められます。ついこの前、土間用の布団干し台も揃えました。
玄関土間の隣に来客などのための小さなサブ玄関をつくるプランもあったのですが……気持ちがあまりときめかなかったので、サブ玄関はやめて、一番使いたい広い玄関土間に大容量の収納をくっつけ、より充実させてもらいました。土間収納には、靴、自転車二台・スノーボードの板など趣味の道具、子供の三輪車・キックバイク・ボールとか……外遊びの道具なども入っています。草刈りや水遣り、子供と遊んだり……土間と道具の詰まった収納のおかげで、ラフに庭へ出て行けます。
最初にイメージしたメインの広い玄関土間に集中することにして良かったです。毎日とても便利に使う場所となりました。
子供も自分から靴を履いて、庭へ出て行きます。庭には砂場を作っていただいていて、公園とかへ出かけずとも、充分遊べているようです。
  • ▲1F玄関土間・突きあたりの戸の中は大容量の収納。
         

    裏の勝手口は第二の玄関

  • 外出時の出入りは、主に裏の勝手口へ集約されています。裏口前のカーポートへ車を停めて雨の日にも濡れずに帰宅できます。裏口をあがるとすぐにキッチンがあり、冷蔵庫や棚へ荷物を片付けられます。
    裏口すぐ正面の納戸は、今は開けっぱなしで棚のように使っています。第二の玄関収納みたいな感じです。鞄や外出アイテム、日用品、掃除道具などの置き場にしていて、お出かけと部屋内の生活の拠点として大活躍。来客時は扉を閉めて簡単に人目から隠してしまえます。今はこの使い方が生活に合っていますが、ゆくゆく物が増えたら、扉を閉めて納戸使いへシフトすることもあるかもしれません。
     

    シモヤケに、さよなら。

    私(奥さん)は風を浴びたいし、閉めきって過ごすと息苦しくなってくる性分です。外の景色も見たい。それでイメージの近そうな木の家工房Mo-kuさんを訪ねました。まず木がフワッと香ってきて、開放的でした。素材は本物の木と天然のものが中心というのも、夫婦の決め手になりました。
    この家では朝起きて、まず窓を開けてまわります。網戸で風を通しつつ、気持ちよく暮らしています。冬は木製建具でフロアを間仕切って、蓄熱暖房機とエアコンであたたかく過ごせています。これまで私は長いこと毎年毎年、足がシモヤケになっていたのですが、そういえばここへ来てから一度もなっていません。子供も裸足で駆け回ることができるので、うれしいです。
    • ▲木製の大開口をフルオープンした昼下がり
    • ▲子供部屋の建具には、奥さん希望のステンドグラス
    • ▲2F廊下ホール
    • ▲2F寝室



    ▽遊具など遊びゴコロいっぱいの空間。撮影に伺った大人たちの気持ちも、ワクワクと弾みました。(中村祐子)

建物データ

所在 和歌山県 紀の川市 敷地面積 -----
竣工 2019年 冬 建築面積 おおよそ90㎡(27坪)
構造・規模 木造2階建 / 民家型構法 延床面積 123㎡(37坪)
主要用途 専用住宅 床面積 1F:88㎡(27坪)
2F:35㎡(11坪)
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