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読みもの
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SHAKARIKI。

今度は次男からの課題図書。SHAKARIKIHAは熱血漢・曽田正人の20年以上前のマンガです。
坂の街に引っ越してきた5才(ぐらい)の子供・輝(テル)が、自転車と坂道に魅せられて、シャカリキにペダルを漕いで挑戦を続けるお話し。類は友を呼ぶ・・・とはよく言ったもので、いつでもどこでも、一生懸命に生きている人の廻りには一生懸命の人たちが集まる。一生懸命の人たちが集まれば、当然一生懸命の物語が始まる。人が一生懸命に頑張る物語が面白くないわけがない・・・という訳で、この物語は涙無くしては見られない、熱血スポ根青春マンガです。
テルの生き方はまさに一直線。関わる者の全てを巻き込んで怒濤の展開、自転車を漕ぐ姿だけでなく、生き方がそのものがまさにシャカリキ。必死に生きているときには、友達や家族の応援のありがたみが身に染みる・・・頑張れ!思わず口に出てしまいそう。
しかし、冷静に考えてみると、こんなに一途で頑固な子供はどうも私は苦手で、自分の近くにいなくて良かったと思う。この物語がマンガで良かった・・・わたしはもう少し緩く生きたい・・・歳かなあ~。