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古民家にあたる母屋部分は、これまでにも増築・改修の手が入っていて、とてもきれいに仕上がっている。 古来の慣習にならい、梁を兼ねる厚長押の構造でしっかりと組み上げられた、真壁のタタミ間が連続する間取りである。日常はあまり使わない部屋の面積が大きいので、建物全体の床面積からイメージするよりは、現実的に使える面積は少なかったのかもしれない。