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【和深の平屋】土間部分の断熱

コンクリートは良くも悪くも『熱伝導率が比較的高く、熱容量が大きい』という物性を持っています。
『熱伝導率が比較的高く、熱容量が大きい』は表現を改めると、『温まりやすく、冷めにくい』ということです。
季節によって暑かったり寒かったりする外部環境の、
室内への影響を押さえるためにコンクリートが仕上近くに残る土間などは土間断熱を行います。
コンクリート打ち放しの建物などでは迷いなく、外断熱をおすすめするのですが、
木造住宅で基礎に通気を確保している場合は、全体の外皮性能の検討を行った上で、
基礎の内側に断熱を行います。