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【古民家の改修 / 紀の川市】現況の室内

ほかの古民家のほとんどがされた改修と同じ様に、室内は骨組みを新建材で覆い隠す改修が何度かくり返された様子。今回はこの建材類を外して、古民家が本来持つ木組みの楽しさを存分に味わえる内装を取り戻すと共に、現在に要求される断熱・気密の性能を加えながら、土塗り壁でないと得られない調湿性能を取り戻し、清々しい空気感の住まいを再構築しようと思う。
使えるものは出来るだけ使う。使えないものは取り替える。必要な補修はする・・・それらを総合して、新旧がバランス良く、コントラスト良く共存するような住まいを造りたい。