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スターウォーズ Ⅸ。

待ちに待ったスターウォーズの新作「スカイウォーカーの夜明け」が封切りになりましたので観てきました。少しでも大きな画面で良い音響で・・・と思ったのですが、残念ながら時間の関係で思いは叶いませんでした。
最近のVFXがすごいのは言わずもがなではありますが、今回などはとうとう、この世にいないレイアまでを出演させてしまいました。それにしても、40年以上も前に最初のスターウォーズで当時の人に今と変わらぬ驚きを創ってしまったルーカスの先進が光ります。
さて、物語は・・・謎だったレイの秘密がとうとうあかされます。全編を通して緊張感と迫力のみなぎった力作で、息つく間もありません。第2シリーズ(アナキン主演のやつ)にあった、のびのびと独特の世界観に浸らせてくれるような余裕がなくなっていたのは少し残念ではありましたが。
懐かしい顔もそこかしこに見えて、歴史の厚みが映画に深みを与えています。観客はそれぞれの中にあるスターウォーズ物語の最終話を楽しめた事と思います。今回の収穫は、カイロ・レンとフィン。この2年の間にずいぶんと二人が大人びたことで物語に落ち着きと重みが増しました。
内容について触れられないのは残念ですが、詳しくは劇場で。最終の3部作の中では一番の作品だと思います。