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ゴジラvsコング。

コロナの影響で延び延びになっていた放映が始まったので、早速観てきました、ゴジラvsコング。いい年こいて・・・と言わないでください。物心ついた頃から1作も逃さず観てきたものですから、アメリカゴジラになったから観ない・・・なんて不義理なことは出来ません。
アメリカ製作になってからドンドンと新しい解釈や意味づけが出て来て、さみしかったり悲しかったり、はたまた面白かったり・・・今回は何やらとんでもなく新しい。
コングがタンカーで運ばれるのはアメリカで最初に製作されたコング映画のオマージュ。途中からヘリコプターで運ばれるのは、日本版のキングコング対ゴジラのオマージュ。メカゴジラがキングギドラの骨を元に作られるのは、日本版メカゴジラが初代ゴジラの骨から生まれていることに関係しているでしょうか・・・なんせ歴史のある怪獣たちですから、懐かしさもあちこちにちりばめられています。
しかし、積み上げてきたゴジラの尊大さが薄れ、とうとう大きなトカゲの様になってしまったのは何よりも残念。コングなんて、その辺のハナタレよりはよっぽど賢そうに描かれてるのに・・・こりゃあ大問題だ!