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STAR WARS(スター・ウォーズ) Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ。

WARS(スター・ウォーズ)最後のシリーズ(Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ)が完結したのは2019年の12月、ほんの2年ほど前。1977年に最初の作品が発表されてから、なんと42年の歳月を経て完結されました。最終シリーズの主人公は正体不明の少女レイ(デイジー・リドリー)とハン・ソロとレイア姫の子供レン(アダム・ドライバー)を中心とする物語。
物語の順番として、45年前のシリーズの流れで観たもので、CG技術そのものには圧倒的な進歩を感じます。しかし、作品にも同じ様に圧倒的な差を感じるかというと・・・それがそうでもない。娯楽作品として手放しで楽しめた前作達と違って、このシリーズはどうもまどろっこしい。フォースの意味や人間関係になんとか重みを付けようと、もがけばもがくほど作品としての総合的な面白さがそがれるように感じます。ちゃんとみんな分かってますって。
この作品はディズニーに著作権が移ってからの作品です。洗練はしていても、情熱で人の心を引っ張っていく爽快さが足りない。ジョージ・ルーカス恐るべし・・・と改めて感じた次第です。