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キッド。

映画も観に行きますが、家では相変わらずDVDを観ています。朝一に朝刊を見て、良い番組がなければその夜はDVDです。そんな様子ですから、ほぼ毎日テレビは観ます。昔も今もテレビっ子です。
今回観たのは2000年のディズニー製作の映画。主演はなんとブルース・ウィリス。乱暴者、粗忽者、さらには殺し屋のイメージさえある彼とディズニーが俄には結びつきません。ところがどっこい、これがとっても良かった。
39才のラスはやり手のイメージ・コンサルタント。彼の前に突然現れたのは8才の当時の自分。子供の自分が大人の自分に、犬も飼ってなくて、家庭もなくて、パイロットでもないなんてなんてことだ・・・と言い放つ。何のこと・・・これは子供の時分が手に入れたかったもの。ラスは子供の頃の夢を一つも叶えられていないことに気付いて愕然とします。どうしてこんなことになってしまったの・・・二人は、一つ一つ謎をなぞっていきます。
べつに、犬を飼っていなくても、家庭を持っていなくても、パイロットでなくても不幸だとは思いませんが、夢を一つも実現出来ていないことは残念な事でもあるように思います。
幸せってなんだっけなんだっけ・・・さんまでなくても考えてみたいところです。