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プジョー508SW。

忙しすぎてか、どうも精神状態が良くない・・・こんな時には好きなことをするに限る。という訳で、クルマに乗りに行ってきました。320iが年明けに5年目を迎えるので、乗り続けるか買い替えるか・・・考えあぐねている最中であります。今回乗せて頂いたのは発売間もないプジョーの508。評論家諸氏には評判が良いようです。
待っていた試乗車はSW(ワゴン)。クーペみたいでとってもカッコイイセダンの方ではありませんでした。最近の日本では、ワゴンはカローラとレヴォーグを残して他は絶滅危惧種状態でも、ヨーロッパではワゴンの方が売れているぐらいなのだそうです。
中に入ると特徴的なのはコクピット。各部の質感はそんなに高くはないように思いますが、彫りの深い造詣でいかにも思い入れをもって造り込まれた感があります。メーター類はハンドルの上から見える配置。こんな配置はプジョーにしかないので、どこのクルマ雑誌でも賛否両論です。日頃から少し低い目のハンドル位置にして、下から持つことがある私にはそんなに違和感はありませんでした。
2000ccのディーゼルエンジンは振動も音も室内にいる限りはあまり気になりません。超低速では少しもっさりしていても、アクセルを踏んで回していくと気持ち良く回ります。ただし、諸元表のスペックほどには力強くない様に感じます。
可変のドライブモードを持っているのでノーマルで走りはじめました。コツコツと小さな凸凹は結構伝わってきます。その上、車体の動きを止め切れずに結構フワフワと揺れています。車酔いしやすい方には要注意です。途中からスポーツモード。凸凹は相変わらず忠実に伝えるものの、車体のフワフワは止まりました。結構キビキビと動いてこちらの方が私好みです。
全体に少し緩い・・・FFゆえか、車体剛性が低いのか、そんな味付けなのか・・・少しずつの動きがスッキリとしていないように感じながら駐車位置に帰りました。