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雑賀崎漁港 石鯛が出始めました。
お昼のテレビでは、東京でも桜が満開で花見客が戻ってきた・・・と賑やかな様子が紹介されていました。でも、仕事・仕事の毎日では季節感は感じにくく、久しぶりの休みに雑賀崎を訪れて、こんな海辺の道すがらの水圏公園で満開の桜に遭遇し、やっと春を感じた次第です。
さて、この日の雑賀崎は春には肌寒い風の吹いた日。そのせいか、たくさんの船の中でも10隻のみの出漁だそうです。日曜日の人だかりにたった10隻では大変だ・・・と思っていたら案の定。数少ない本日開店の屋台に人があふれています。
本日のねらい目は、塩焼きや開きにちょうどいいサイズのタイ、空揚げや南蛮漬けに良さそうなアジ、それに造りになるイカとヒラメ・・・とざっとこんなところ。
人垣をかき分けて魚をみると、一番多いのは今が盛りのタイ。大小まじえて色々揃っています。尾頭付きの塩焼きになるもの・・・と頭にあったのでいつもの開きにするのよりは少し大きめのものを10枚ほど買いました。次は、これも塩焼きにできそうな、南蛮漬けにはちょっと大きいめのアジ。そして、先日煮付けでとっても美味しかった小さな小さなヒイカをたくさん。そういえば、これまであれほど賑わって取り合っていた足赤エビはトンとみませんでした。
今回の目玉は石鯛です。写真のものは一番大きかったもので、50センチ近くありました。他のものは小さくまだサンバソウ・・・と呼ばれる幼魚でしたがそれでも結構数は出てました。石鯛は刺身で良し、薄造りで良し、焼いて良し、鍋で良しの高級魚です。それが市価の半額ほどで手に入るのが雑賀崎の良いところ。ちなみに、まず生で食べて、次に焼いて食べて・・・残ったものは煮付けましょう・・・が我が家の魚料理の順番です。
満開の桜ばかりに春を感じていましたが、夏の魚石鯛が現れ、冬の魚足赤エビが見えなくなり、タイが見事な桜鯛となって、季節は海の中でも確実に進んでいるようです。これからどんな魚が私を迎えてくれるのか楽しみです。