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砥石を買ってきました。

最近は雑賀崎漁港の直売にはまって、結構な頻度で通っています。1回に最低でも1週間分の食い扶持ぐらいは買ってくるので、帰ってからの処理が大変です。

大きい魚は大変そうに見えてそうでもない。本当に大変なのは小さくて数のあるやつです。具体的には小アジや小エビ。これらはひと箱いくらで売っているので、一つ買ってくると数十匹はあります。先日などは奥さんが、ひと箱でいい・・・と言うのに、ついつい調子に乗ってしまって二箱も買ってしまったものだから、百近い数のアジの下処理を1時間以上も掛けてすることになりました。

魚を捌くのに必要になるのが包丁とウロコ取り。とりわけ、出刃と刺身包丁は必需品。特に包丁は、切れ味も味のうち・・・と言われるぐらい大切なもの。使うたびに刃を研いでおくのは次に気持ちよく使うためです。実際、切れる包丁と切れない包丁は使った時の気持ち良さやストレスが段違いに違います。

これまでは右手元の黒い砥石を使っていたのですが、幅が狭く番手が細かすぎるのでもう一つ使用感が良くありませんでした。そこで、砥石の新調です。といってもどこかの有名なものを買ってきたわけではなく、日曜大工センターに並んでいたもの。私なんかが使うにはこれで充分です。

包丁を載せている水色のものが新しいやつ。上の水色部分が1000番の細かい方、下の赤いところが400番の粗い方です。早速研いでみると・・・なんだかとっても研げてそう。

気持ちよく研いだ後は早く魚を捌きたいものですが、あいにく雑賀崎漁港はこれから2週間の旧正月の休みに入るのだそうです。次回は2月の中頃。使い込まれた包丁の冴えを早く味わいたいものです。