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木のある暮らし。

建物を新しくすると、敷地内には植栽のひとつも欲しくなります。近くに緑が植わっていない建物はなんだか裸の王様のようで、寂しげに感じたりもするからでしょうか?そう思って木を植えると、当然ですがその木は大きくなります。

この敷地の木は桜やカシの木が主、植えてから30年と少し。適切な手を入れながら付き合ってきてもこの通り、随分と大きくなって、もうお隣の2階建てのお家より背が高くなっています。この木々はすでに樹高8メートルを超えているでしょうか。伐採しようとしても人力では間に合いません。大きな重機を入れて専門職の手で本格的な伐採工事です。切り株もこの通り、隣のブロックと比較すると大きさが分かっていただけると思います。

どの木も大きくなるわけではありません。特に注意したいのはイチョウ・ケヤキ・サクラ・カシなどの木。最近流行りのトネリコやモミジなどもほったらかしにしていると大変なことになりそうです。

庭木には、水をやるだけでなく、適切な時期に強いめの刈込をして、高さや樹形には気を付けながら付き合いましょう。木は生き物。大きくなって当たり前ですので、成長具合に注意を払いながら緑のある環境を楽しみましょう。