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研修会。

建築士という資格には資質向上のための日々の研鑽が義務付けられます。設計業務をする上で知っていなければならない事柄が多いものですから、講習や研修も結構な範囲にわたり、回数も年間にそこそこあります。今回の研修は建設業法等が改正されたのに伴うもの、講師は県庁の担当課の方々です。
しかし、いつの研修も講習も、膨大な内容を短い時間に詰め込んで強行しますから、受けている方は資料を追うのに精一杯です。結局は、参加者に丁寧な習得を促すものではなく、ダイジェストを読み上げて体裁を仕上げ、やるだけやってあげたので後はそれぞれに頑張って間違いのないようにね~・・・のような、いかにもお上的な講習が多いのはいただけません。
もちろん、それだけでもやってくれるだけマシで、現実に仕事に携わる身としては大いに助かります。後はきっちり自分で仕上げて実務に活かすのみ・・・どの仕事も大変。そこにはそこなりの苦労もある。人生そんなに楽しては渡れません。しかし、面白さも楽しさもあるのでやめられないのです。
うちの暖房器具は暖吉くん。