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又々お勉強です。

又々建築のお勉強会です。今回の講習は「住宅省エネルギー技術講習」。
世界中で叫ばれている省エネルギー(CO2削減)の、建築分野におけるとっても具体的な方法論の解説です。住まい手にとってみても省エネルギー生活を送ることはそれだけ出費(光熱費)が減る・・・ということですから良いことには違いないのですが、どうも方法に偏りが感じられて、諸手を挙げて賛成・・・ということばかりではありませんでした。そうは言っても国の方針なんで、精一杯に対応はしなければならない訳ですが・・・。
我が事務所は・・・と振り返ってみると。大丈夫、その辺のところは10年以上も前から対応済みで、すでに図面にも折り込んでいます。そもそも、(特に住宅分野では)寒い地方の建物に比べて紀伊半島の海岸沿いに暮らす我々の建物はどうも気密・断熱ということに関しては関心が薄く、その部分に対する警鐘としては、今回の講習はとっても有意義・・・とは言えるのですが、もう少し蓄熱・調湿という日本独特の風土にも気を付けたい訳で・・・今後はその辺にも考え至った講習をお願いしたいものです。