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府中の家 弱電計画。

照明の計画と共に、その他の電気設備の計画もしておきます。これはその弱電計画のスケッチです。ドアホンがどこにあってどこで取る・・・とか、テレビはどこで観る・・・とか、ネットはどこでする・・・とか、エアコンの位置とか・・・コンセントはどこに付ける・・・などを伝えます。
照明器具もそうですが、電気設備の詳細を規定する弱電の配置などは空間(部屋)の使用状況を規定してしまうため、計画をするときには、その建物内の各場所の具体的な利・活用のあり方がそこそこにイメージできていなければなりません。コンセントの位置などは、それこそタンスや他の家具類と被らないか・・・というところまでの判断が必要です。ですから、最終の各設備の詳細は上棟前に再度打ち合わせをして、建築途中で決定します。
最近は電気を使う設備機器が圧倒的に増えて、暮らしは便利になりましたが、設計や施工を担当するものは最新の設備が常時頭の中で更新されていなければなりません。大変な時代になりました。