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テーブル天板。

現在改装中の建物の住まい手さんが、1枚天板の板で食堂テーブルを造りたい・・・ということで、私も同行して現物を見に行ってきました。天然の板は1枚1枚模様(年輪?)が違いますから、写真や人伝で判断するのではなくて、自分の目でそのものを確かめる・・・という工程はあった方が後の安心につながります。
伺ったのは田辺市の中西建具さんの工場です。本職の家具屋さんではないので、伺うタイミングで見せていただける品物(手持ちの板)は違います。今回あったのは杉厚板の1枚板。どの板も幅1メートル近く、長さは2メートル、厚さ9センチほどもある立派なものでしたが、3枚ある内の1枚はすでに行き先が決まっているのだそうです。どちらも良いなあ~・・・と悩まれた末に、最終決断はお値段もはっきりしてから・・・ということで、ただいま見積もっていただいている最中です。足は、テーブルにも坐卓にも使える、高さの変わる特殊な足・・・どちらの板になるにしろ、今から出来上がりが楽しみです。