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雨の日は大変。
建築の話題

雨の日は大変。

中村設計では、建築工事の工程の要所要所で行う役所の検査とは別に、監理者として行う検査があります。特に必要だと感じたところでは、写真のように看板を入れて、どこの、どんな現場の、何を検査してきたのかが分かるようにします。今日も今日とて基礎の配筋検査に赴いたのですが・・・どうやらポツポツときています。雨、大丈夫かな~・・・の心配が的中して、途中からどしゃ降りに。看板に水性ペンで書いた検査内容も、ごらん通りのだだ流れ・・・これじゃあどこの何かさっぱり分かりません。
事務所を出る前にはまだ様子だけ、現場ではどしゃ降り、もちろん私もずぶ濡れ、事務所に帰ってみるとすっかり止んで・・・なんなんだこの天気は。私の外出を狙い撃ちか!そう言えばこんな場面以前にもあったなあ~・・・と思い返していたら、誰かが、所長は雨男だね・・・と言い出す始末。ああ~なんてついてない日なんだ。
 
紀南地方の建築事情。
建築の話題

紀南地方の建築事情。

本日は六曜で言うところの大安。十二直ではたつ日。どちらをとっても縁起の良い日なので、日本中のあちこちで慶事が行われていることと思いますが、中村設計でも地鎮祭が行われました。ちなみに、建築で言う吉日は六曜の大安・友引よりも、十二直の吉日、たつ・みつ・ひらく・・・を大事にする方が多い様です。
全国的にはコロナの自粛で旅行業や飲食業を中心に大変なことになっていますし、建築物の現場でクラスターが発生した例もあり、地域や状況によっては建築業もそれなりの痛手を被っているようです。ところが、紀南地方の住宅建築現場に限ってはいずこも活況で、職人の方々に伺っても、今は忙しい・・・のだそうです。
田舎の住宅建築の現場では、一度にたくさんの人数が入ることは珍しく、常には大工が一人・二人、次には左官が一人・二人・・・みたいな状況なので、風通しの良いところで密になる事もなく、それ故クラスターの発生例もない・・・ということで皆さんそこそこ安心して仕事しているということなのでしょう。とにかく、住宅の建築現場はご近所でもあちこちで見かけるので、今の時期でも家が結構建っているのは間違いのないところでしょう。
又逝ってしまった。
建築の話題

又逝ってしまった。

10台を超えるパソコンが動いていますので、5年が寿命・・・と考えても、年に2台は見送らねばならない・・・と以前に書きましたが、今回は手元に置いてプレゼンなどに使っていたノートが逝ってしまいました。
このノートはよく頑張った方で、10年ぐらいは持ったでしょうか。最近ではあちこちのキーが反応しなくなったり、電源ボタンがはずれかかったりして・・・前兆はしっかりあったのです。昨夜、電源を入れても反応せず、とうとう逝ってしまいました。画面がよく見えるように・・・と17インチ。ノートとしては大きいので持ち運びには向いていませんでしたが、もくろみ通りに画面が大きく見やすいので好評でした。
と言うことで新しいノートを探します。逝ってしまったノートとは隔世の感があるスペックの品物が揃っています。今度はそんなにハイスペックで無くても良いか・・・でもブルーレイには対応したいなあ、オフィスソフトは純正をはり込むか、セキュリティーもしっかりしたいなあ・・・などと考えていると、みるみる金額が膨らんでいきます。パソコン買い換えの度にこう思います・・・20年は使えたドラフター(製図機)1丁で勝負できていた頃が懐かしい。
文化が街を造る。
建築の話題

文化が街を造る。

改装のお話しをいただいて、あるお宅を訪ねたときのこと。元は水田地帯だったところをすっかり宅地造成してしまって街になった一角。しかし、まだまだ至るところに当時の面影が残っていました。
クルマ1台がいっぱいの幅の道を歩いていて、最初に目に付いたのは用水路に群れるフナの稚魚(たぶん)。幅1メートル・深さ10センチほどの溝の中をいくつもの群れになって勢いよく泳ぎ回っています。少し目を上に向けると水路横の壁はコンクリートではなく石垣。そしてその石垣を基礎石代わりにして建物が建っています。少し離れてみると写真のような風情の街並み。板の外壁の上に漆喰の塗り壁。蔵の屋根は本格的な置き屋根・・・こりゃあ良い!よくぞきれいに残っていたものだと思う。
文化が街を造る。建物や街並みの有り様をみていると、そこで生きてきた人たちの暮らしのさまがイメージできる。この水郷にしっかりと根を張って、住まい手の生活とひとつになって建物も育ってきたのだろう。
人の生業が造った街並みには人を引きつける魅力がある。そこに暮らしてきた人たちの様子が形をもって迫ってくるからなのだろう。こんな趣は現在の住宅団地にはない。小鮒たちを追いかけていた目が建物群でとまり、しばし時を忘れて見入ってしまった。
住まいは家族と共に成長する。
建築の話題

住まいは家族と共に成長する。

竣工して1年ほど経った本脇の家の住まい手から連絡が有り、1年ぶりで伺いました。新築時には何もなかった庭に緑が植わっています。特にきれいな庭で無くて良い。もちろん、本職が手を入れたものでなくて良い。そこに花や野菜が植わった実用的な畑でも全然良い。私は庭先のちょっとしたこの緑がとっても好きです。人が生活していると必ず現れる痕跡。そのひとつが緑です。あるときには部屋内のあふれたおもちゃ。あるときには軒先に干された洗濯物・・・人の息づかいは至る所に色々な形で現れます。
住まいは人が生活するところ、住まうところですから、建物に生活が入ってはじめて役目が果たせます。生活の入っていない住まいは、もはや住まいではなく、誰も住まなくなった家がみるみる荒れてしまうのは多くの方々が経験のあるところでしょう。
さて、今回の要件は部屋内の棚の取り付けとハンモックを吊りたい・・・というもの。はい、よろこんで。建物は住まい手と共に成長して、住まいとなります。この家がいつまでもご家族をしっかりと守り、ご家族にとって居心地の良い住まいでありますように。
 
最後の踏ん張り。
建築の話題

最後の踏ん張り。

見てください、整然と並んだ書類たちの様子・・・苦節1ヶ月と少しを経て、いよいよ整理作業は最終段階を迎えています。きれいだなあ~、やっとここまで来たなあ~、よく頑張ったなあ~・・・もちろん通常業務をそれなりにしながらの作業。元来が三日坊主の飽き性な私が本当によく頑張ったものです。
物事が少し前進するとつい調子に乗ってしまうのは世の常で、これでだいたいは痛い目に合います。分かってはいても、ひとつのことをやり遂げた爽快感が忘れられずについつい・・・この際に他の所も片付けてしまおう・・・と、思い始めてしまいました。思い始めてしまったのが運の尽き、それならここも、ついでにあそこも・・・と次々に該当の箇所が心あたります。
今回の書類整理は、紙資料のデータ保存が主な趣旨。その過程で出る保存義務のなくなった古い書類の整理。整理に伴う物理的な空間の確保・・・これからは、書類山積みで狭くなってしまった事務所の空間確保が主な目的の整理です。
整理・整頓というのは、つまるところ要らないものを捨てること・・・と先日テレビで整理の達人が言っていました。さて、踏ん切りの悪い私がどこまで思い切れますやら・・・心意気だけは、今回何遍も心でつぶやいたこの歌の通り、やって見せます平気でえ~す!
まだこんなにあったなんて !
建築の話題

まだこんなにあったなんて !

やって見せます、平気です~・・・と強がりながら、嫌がる心にむち打って続けていた書類の整理がいよいよ終盤を迎えました。これで終わりだ・・・と整理の終わった書類を元の棚に片付けてみると・・・どうも少したりない。まあそんなこともあるか、と流していたら、その書類だったらこっちにもあるで・・・と声がかかった。え~・・・これで終わりじゃなかったの。
結局、あちこち探してみると、写真の3倍ほどの残りの対象書類が見つかりました。なんてことでしょう・・・やっとの事でつないできた心の糸がぷっつりと音を立てて切れてしまいました。しかし、終わらない仕事はない・・・そう自分に言い聞かせて、切れた糸を紡ぎ直して、またぞろ書類に向かいます。なあに、山はとっくに越えています・・・やって見せます、平気で~す!・・・頼む、もう出てこないで・・・どうか私の祈りが天に通じますように。
やって見せます、平気で~す!
建築の話題

やって見せます、平気で~す!

軽い気持ちで取り組んだ書類整理。流石に30年を超える量となると簡単にはいきません。役所関係のものを整理して、設計時点のものを整理して、監理や施工のときのものを整理して・・・かれこれ一月ほどこれをやっています。見てください、書類棚も大分開いてきたでしょう。後は、保存義務のないものや、重要性の低いものをさらに選別して・・・今度は整理したものを棚に戻す作業。もう山は越えました。もう一息・・・自分にそう言い聞かせながら続けています。
次男が幼稚園に行っていた頃(もう30年近くも前のこと)にお遊戯で「千年修行」というのを、みんなで歌いながら踊っていたのを思い出します。仙人の修行に出た若者が、辛い修行に耐えながら歌うのです。「やって見せます、平気で~す!」私もエライ苦行をはじめたものです。しかし、もう少し・・・あの頃の子どもたちの勇気を見習って、やって見せます、平気で~す!
思い出と一緒に。
建築の話題

思い出と一緒に。

これからの時代に合うように、紙書類をデジタル化しようと来る日も来る日も書類の整理、もう2週間が過ぎました。写真に写っている量(すでに整理の終わった書類)で全体量の約3分の1ぐらいでしょうか。1つ始めると関連の書類も出て来て、いっそここまで・・・みたいになってドンドンと量が増えます。
考えてみると事務所を開設してから35年。直近の数年分はデータでありますが(もちろんまだ紙資料も併用)約30年分ほどの整理です。件数にすると500件ぐらいになるでしょうか。当初はもう少し軽いノリではじめてしまったもので、仕事の量に辟易しています。
しかし、書類を開けるとどの資料からも当時が蘇ります。懐かしい顔が浮かびます。あの時はこんなだったなあ~・・・悲喜こもごもの感情とともに感謝の気持ちがこみ上げます。若い頃の頼りなかったであろう私に、よく家づくりという大切な仕事を手伝わせてくれたものです・・・ありがたい。
それにしても、大変な仕事に手を出してしまったものだ・・・この気持ちは小脇に抱えて、牛歩の歩みを続けます。もう少しの辛抱です。思い出と一緒になって・・・終わらない仕事はない!の心意気で見事に仕上げてみせましょう。
書類の山。
建築の話題

書類の山。

今ではほとんどの書類は画面上で作ります。もちろん図面もパソコン(CAD)で書きますので、ほとんどの資料(データ)はサーバーの中に入っていて、保存する書類の量は少なくなりました。しかし、ひと昔前には全てが紙資料での保存でした。一度開けばみやすい・・・という利点もあるのですが、保存の場所に困ります。この際デジタル保存して資料は削減・・・とまでは思い切れなくても、せめて画面上で確認できるようにしたい・・・と思って整理することに決めました。ところがこの資料の量・・・写真に写っているのはとりあえずの整理用で、この10倍ぐらいはありそうです。
整理を始めてもう1週間です。1つの項目をやると・・・それならこれも・・・だったらこれも・・・と、関連の項目がドンドンと出て来て収拾が付かなくなり、机の近くは資料であふれるばかりです。やり始めた限りはなんとかしなければなりません・・・気が遠くなりそうです。