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パンフレットを作っています。
建築の話題

パンフレットを作っています。

ホームページを作ったのはもう20年近くも前になりますから、個人の設計事務所としては比較的早かったと思います。それから何回かのモデルチェンジを繰り返し現在に至っています。しかし、日々の業務に追われて、お問い合わせをいただいた時などにお送りする資料などにはとんと神経を使わずに今日まで来てしまいました。そのツケか、事務所をご紹介する資料がとんと手元にありません。
そんな現状を打開すべく、やっとの思いで資料作りに取りかかっています。どんなものが必要なのやら、どんな表現が良いのやら・・・まだまだ手探りですが、それでも一歩を踏み出すことが出来ました。もう少しで皆様に見ていただけるモノが出来上がります・・・お楽しみに。出来たものから順次、送付用の資料として備えていきますのでご希望の方はお知らせ下さい・・・ただし、もう少し時間ちょうだいね。
今シーズン最後の研修。
建築の話題

今シーズン最後の研修。

今シーズンは合計で5本の研修を受けました。これまで監理技術者講習、防水改修セミナー、コンクリート構造物の劣化と維持・補修に関する知識と受けてきて、最後は和歌山県技術調査課主催の独占禁止法に関する研修です。前の4本は民間団体やセミナー企業による研修ですが、今回のは純粋の県のお役人さんの主催です。
主催者によって研修の色合いも少しずつ違ってきます。セミナー開催を仕事にしている企業の主催では、専門の講師先生がいて、全国を股に掛けての授業ですから、手慣れた感じで段取りよく進めていきます。建築関連企業や団体の主催ですと、商品説明やノウハウの伝達が主で手取り足取り親切です。お役所主催のものは紋切り型で上から目線のことが多いです。
今回の研修はお役所主催ではありますが、割と馴染みが良かったように思います。特に、入札談合の防止に向けて・・・というコーナーを担当された方はユーモアを交えながら飽きさせることなく、それでいて言いたいことは充分に言っていたように思います。ほぼほぼ、ほぼほぼ・・・どこかの携帯のコマーシャルの様なフレーズが口癖で、そのせいかどうかはわかりませんが無理なく頭に入ってきました。
そう言えば、20年ほど前までは談合の噂はあちこちで聞いたようにも思いますが、最近ではとんと身近では聞きません。
お勉強・お勉強。
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お勉強・お勉強。

この秋は故あってとても勉強づいているのですが・・・今回は、既存住宅状況調査技術者の講習を受けました。
少子高齢化の日本では、新築住宅の需要はだんだんと伸び悩み、反するように中古住宅(既存住宅)の住み継ぎやリフォームなどが件数を伸ばしています。もちろん中古住宅(既存住宅)の取引件数も増えているわけで・・・住宅の取引件数が増えてくれば、責任ある立場や資格のあるものが仲介の現場に立ち入った方が良いんじゃないの・・・というような考え方から新しく出来た資格が既存住宅状況調査技術者という資格です。
朝の9時から夕方の5時までびっちりの講習は、机に座り慣れている方にとっては大層なことでもないでしょうが、本一冊を1日でそこそこ理解させるために、はしょりながらのとにかくの詰め込みで・・・息をも吐かせぬ攻勢・・・最後に試験を控えているものですから受ける方も気が抜けず大変です。幸いにも建築の施工や監理にかかわることが多いので助かりましたが・・・。
しんどいしんどい数時間でしたが、最後の方には結構面白くなっても来て・・・新しいことを学んでいくのは、苦しくとも同時に楽しみでもあるなあ~・・・と妙な懐かしい感覚に包まれました。
インターン生の模型が完成しました。
建築の話題

インターン生の模型が完成しました。

先日来、事務所に来ていたインターン生の模型が期間内に無事に出来上がりました。室内の家具や人物までの造り込みはなかなかに良い心がけで、出来映えも立派なものです。完成イメージを自分の中で組み立てることが出来る能力は設計者としては必要な能力・・・先輩方の手を借りながらとはいえ、なかなかのプロデュースだったと言えるでしょう。日頃、建築図面を見慣れている私たちには図面を見ながらの作業は何の苦にもなりませんが、図面に馴染みのない身としては結構難しかったんじゃないの・・・と推察します。二週間の間、愚痴の一つもこぼさずよく頑張りました。
あなたの人生に、あなたにマイナスのことは起こりません。つたない私の事務所での経験もいつか役に立つ時が来るでしょう・・・これからも頑張ってください。応援しています。
珈琲屋 らんぷ。
建築の話題

珈琲屋 らんぷ。

先日、仕事で大阪の八尾に伺った折に待ち合わせ場所となった喫茶店です。
コメダ珈琲店のようなお店です・・・と聞いていたのでもっと違うものをイメージしていました。初見はまるで今流行の蔵のリノベーション・・・古くなったものを改装して、あるいはどこかにあったものを移築して役立てている・・・風の建物。しかしこれ、れっきとした新築らしい。
コーヒーももちろん美味しかったのですが、仕事柄それよりも建物自体が興味をそそります。日本瓦に漆喰壁。タイル類もわざと経年劣化した風の味わい。蔵に見える部分は中に入ってもしっかりと梁組みして本物感が漂っています。何よりも心得た感の高さ設定が良い。入り口などは手を伸ばせば届くほどの距離。全体のスケールがいかにもヒューマン。
てっきり日本建築を心得た方のワンオフの建物だと思っていたらさにあらず。珈琲屋らんぷというお店は愛知・東海地方を中心に展開するフランチャイズのお店で、どこも似たような感じの建物で既に数十件も展開しているのだそうです。この質感でフランチャイズというのは驚き・・・お金をかけているのはもちろん、余程建物をプロデュースする方や設計に携わる方が優秀なのでしょう。近くにあれば行ってしまうなあ~・・・建物でも客を呼べるようなお店に出会ったのは久しぶりです。
講師先生。
建築の話題

講師先生。

このところとっても勉強付いています。先日来、何本かの研修を受けてきましたが、今回は講義する側です。県立の農林大学校で講師先生をしてきました。
生徒は林業課程の方々ですので、林業家が端正に育てた木を、どんな思いでどんなに使っているのか、何を大事にしているのかを結構丁寧にお話ししました。
講義する側は久し振りでしたので立ち上がりに少し苦労をしましたが、話していくうちに段々と熱も入ってきて・・・日頃の実務で埋没しがちなそもそもの設計者の心得やら、木の家づくりの肝などの忘れかけている大事なことが次々に頭の中に蘇ってきます。
お勉強は習っているより教えている方が何倍か頭に残る・・・と、どこかのテレビコマーシャルで言っていましたが、その通りです。5時間通しの講義は少々腰に応えましたが、原点に返るには良い機会だったように思います。
皆さんに良い言葉を送りましょう、愚者は賢者から何も学ばないが、賢者は愚者からも学ぶ・・・生徒の皆さん、つたない先生で申し訳なかったけれど、どうか何かの役に立たせてください。今後の皆さんの健闘を祈ります。
 
研修を受けてきました。
建築の話題

研修を受けてきました。

和歌山市で、みっちり6時間の研修を受けてきました。今度はコンクリートに関する研修です。
土木、建築を問わずコンクリートの構造的な不具合はここ10年ぐらいで随分と取り上げられるようになってきました。高架橋のコンクリートがはがれた・・・とか、トンネルの天井が落ちた・・・とか、コンクリート建築物の壁がはがれた・・・とか、頻繁に聞くようになりました。
極端に言えば、コンクリートは永遠に・・・みたいな思い込みがあって、だからこそ公共建築物の大多数はコンクリートで出来ているのに・・・全国各地で問題が山積です。
問題の多さにも驚きですが、今回の研修を受けてみて、解決策がしっかりと出来上がってきていることにも驚きました。現場を支える方々や研究者の方々のご苦労に頭が下がります。闇雲に恐れるだけでなく、現実味と緊張感を持って取り組めばたいがいの事はなんとかなる・・・そんな気にさせてくれる研修でした。
台風始末。
建築の話題

台風始末。

台風21号が過ぎ去ってから一週間ほどになります。その後の北海道の地震被害にすっかり目が行ってしまいましたが、近畿地方はまだまだ傷跡が癒えません。被害は関空に限らず、和歌山だけでも数百本の電柱が倒れ、山間部ではいまだに停電が続いているようですし、屋根が飛んだ・壁がはがれた・・・の事例は枚挙にいとまがありません。知り合いの工務店に聞いてみたところ、被害の修復依頼が数十件の単位で舞い込んでいるようです。すでに修復出来たところはとてもラッキーで、現在は調査と見積でてんてこ舞い・・・の状態みたいです。どこの工事屋さんも同じ状況でしょうから、街中に落ちつきが戻るまで2~3ヶ月は掛かるでしょうか。
台風被害などで困るのは、保険が利かない場合があることです。どこかが壊れて水が浸入したような場合には対象になるでしょうが、特殊に強い雨・風による雨漏れなどは対象にならないことが多いようです。建築現場では、通常の雨・風には充分の対処をしますが、下から巻き上がる台風のような特殊な状況を想定していません。保険も同じ理屈で、通常の雨漏れと同じ対応はしてくれません。数十年に一度・・・という諸々の気象状況が頻繁に起こる現在においては、社会を支える仕組みがまだ追いついていないようです。
 
インターン生が来ています。
建築の話題

インターン生が来ています。

月曜日から事務所にインターン生が来ています。
これまでにも何人か来てくれましたが、今回はまだ10代の女性の方です。
インターン生に図面をお願いするのは難しいので、模型製作をしてもらっています。模型と言っても本物の図面に基づいて造っていくのでなかなかに大変です。この壁は何故ここにあるのか?窓はここにあってどんな役目なのか?間取りはどうなっているのか?・・・ひとつひとつ理解しながらでないと前には進めません。幾つか作っていく間に、知らず知らず建築知識が積み上がっていくという寸法です。
模型には用途によっていくつかの形式があります。壁形状を中心に外観(見た目)を作っていく模型と、柱・梁組などの骨組みを中心に作っていく構造模型などが主なものです。後者は通し柱や梁組などの構造的なことが良く分かるので私の事務所ではよく作るのですが、今回作っているのは前者の外観模型です。
さて、彼女は今回の経験をどんな成長の糧にするのでしょう。今は分かりにくくても、成果は必ず出ます・・・がんばって!
お勉強 Ⅱ。
建築の話題

お勉強 Ⅱ。

建築物の各部の中で、一番最初に弱ってくるのは防水です。
新しく建って20数年、建物はまだまだしっかりしている様に見えるのに雨漏れが・・・そんな現象も外壁部分や屋根・ベランダの防水の劣化が原因であることが多くあります。防水は20年も経てば寿命だそうです。そんな大事な部分にもかかわらず、種類や工法が多く有り、とかくに分かりにくいのも防水の特徴です。
この度、防水改修セミナーが関西防水管理事業協同組合などの主催で開催されていたので参加してきました。講師先生は某防水材料メーカーの研究者の方々と現場で実際の工事を行う職人の方々。
現実に開発されている方に理屈をつぶさに説明いただけるのはとっても分かり易くて有難い。その上、実際の材料を使って実演までしてくれたので、各種の特徴や長所・短所を五感で臨場感を持って味わえました。
知識は体験してこそ深まるもの・・・常日頃そう感じている私には本当に有難い研修でした。皆様お世話になりました。