本文までスキップする

読みもの
Article

お隣で上棟。

私たち家族が現在の住所(田辺市新万)に引っ越してきた時(25年ほど前)には、ご近所にはまだまだ空き地がありました。子どもたちはサッカーをして遊んでいましたし、バイクの免許を取る時には練習場になりました。夏にはご近所が集まって空き地で盆踊りも開催されていました。
状況が変わったのは、津波報道が頻繁にされるようになってから。紀伊半島では、今後の30年間に地震が起こる確率が70%とも90%とも言われています。各地の目を覆うような惨状を見るに付け、やはりみんな心配になるようで、急に高台にある敷地が人気になり、ドンドンと空き地がなくなっていきました。造成されてから50年を超える年月が経ったこともあり、世代交代も進み、土地の売り物も結構あって、今では人気の土地柄です。
そういう訳で、世間(マスコミ)では不況だ失業だと大騒ぎされていますが、ご近所は建築ラッシュです。この度も北側の敷地で上棟が行われています。これで道路側以外はすっかりお隣にお家が建ち並んだわけで、台風などの時には風当たりが少なくてすむな・・・などと思っています。私たちの家のある通りは、古いめのお家が多いのですが、北側の通りは若い住民が多く、子どもたちの遊ぶ声も聞こえてきます。今後ますます賑やかな住宅地になりそうです。