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読みもの
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アリータ。

相変わらず子供っぽいSFアクションものかあ~・・・と思うことなかれ、この手のものは結構面白いんだから。300年前に失われたテクノロジーで創られた「最強兵器」であるアリータが未来の世界で大暴れ・・・というお話し。
製作・監督はジェームズ・キャメロン。あの、アバターのジェームズ・キャメロン・・・だから、VFX技術やアクションがどんなにリアルで、どんなに迫力満点で、どんなに奇想天外でももはや驚かない。彼ならこのくらいの事はやるのでしょう・・・またすごいものが出来ましたあ~・・・ぐらいの感想。驚くべきはこの映画の原作が、30年以上前に日本で生まれたマンガであること。漫画家は木城ゆきと、作品名は銃夢(ガンムと読むのだそうな)。
日本と言えば、生み出すのが苦手でアレンジが上手い・・・とかくにこういう評判を耳にしがち。世紀の大発明は西洋で、それをまねして実用的に改良するのが日本・・・的な評価が一般的。でも、ゲーム機もカラオケも乾電池も、光ファイバーもマイクロプロセッサも・・・インスタントラーメンだって日本の発明品。そろそろ、西洋がすごくて日本は後追い・・・的な考えはやめにしたいものです。
映画の世界を眺めても、今回のアリータに限らず、ゴジラ、バイオハザード、トム・クルーズ主演のオール・ユー・ニード・イズ・キルなど日本原作又は関連のヒット映画がたくさん。先日ご紹介したレディ・プレイヤー1なども日本のサブカル文化に対するリスペクトにあふれています。今後もポケモンやガンダム、NARUTOやONE PIECEまで映画化の計画があるのだそうな・・・いやあ~、とうとう日本の時代が来ましたなあ~。