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007・・・みんな観た。

アマゾンプライムで見つけて、観るなら最初のボンドからと思い、ショーン・コネリーの 007ドクター・ノオから、最新作のダニエル・クレイグのノー・タイム・トウ・ダイまで全部観ました。
映画の面白い面白くないに、新しい古いはあまり関係無いことが多いものですが、(全く私感で申し訳ないですけど)圧倒的に面白いのは最近のダニエル・クレイグのシリーズです。ジェームズ・ボンドは言わずとしれた超人のような人です。しかし、一人の人間でもある・・・というところからすると、本気で人を愛し、本気で苦しむダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドに注目せざるを得ません。アクションも圧倒的です。それまでの、どこかドリフの 8時だヨ!全員集合のドタバタ喜劇を大きくして、火薬をやたら大量使用したようなアクションシーンから脱皮して、現実味と迫力を増すのは5代目ボンドのピアース・ブロスナンのシリーズの中程からです。ダニエル・クレイグの5作品はどれを見ても満足出来ると思います。
ジェームズ・ボンド役は、どなたも立ち姿がキリッとしていて、男が見ても魅力的です。ところが、ダニエル・クレイグ・ボンド以外は、人が生き死にする大変な物語にもかかわらず、くだらないギャグを連発して緊張感が保てません。そんなところもダニエル・クレイグの作品の良いところでしょうか。
彼はノー・タイム・トウ・ダイでとうとう死んでしまいました。でも、新しいボンドで新作が計画されているのだそうです。今度のボンドはどんなボンドでしょうか。楽しみです。