毎年恒例のようになってしまいましたが、今年も連休明けに行ってしまいました赤城渓水郷。美味しい流しそうめんと鮎の塩焼きをはじめとする川魚料理が名物です・・・ってそんなことよりなにより、このシチュエーションが良いんです。
いかにも奥深い渓谷の風情。さらにこの奥には小さなダムもあって、そこから落ちる水のおかげか風が涼しくて気持ちいい。折からの雨のおかげで、傍らの谷川には水も多く、どこをどう見ても名前通りで風光明媚・・・こりゃあ据わっているだけで癒されます。

まてよ、こんなところで今の時期ならいるはず・・・と思って視線を近くの地面に落としてみると・・・いましたいました、ヒメガ二（サワガニ）です。ひと昔前、まだ磯釣りに行っていた時にはこいつを餌によくイガミを釣ったものです。このところは釣りにも出かけていませんから特にこのカニに用はないのに、それでも探してしまうのは、小さい頃からカニや猫を追いかけながら自然豊かなところで育った名残、三つ子の魂百まで・・・みたいなことなのでしょうか？
なにはともあれ、清流にしか棲まないこのカニがいるということは、やはりこの辺はとってもきれいな自然がそのままに残っている・・・ということです。赤城渓水郷という名前の通りのところです。