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ダイハツ ブーンに乗る。

奥さんのクルマをメンテに出したところ、代車としてダイハツのブーンが来ました。早速に乗ってみましたので感想など・・・。
ブーンはダイハツの軽自動車のシャシーを発展させて作った1,000ccで3気筒のクルマ、変速機は日本お得意のCVTです。普通車としては一番小さいクラスになります。
走り出しは3気筒独特のリズム感を伴って軽快、街中では充分の力感を持ちます。ただし、高速や山坂道・海辺の国道などでは歯がゆさを感じるかもしれません。ハンドリングは素直でどこにも無理は感じません。しかし、これも街中では・・・という注釈付きです。少し車速が高まると感覚があいまいになってスッキリ感がなくなり、直進を保つのにも神経を使います。ブレーキは容量が少し足りないような踏みごたえ感ですが、実際には過不足なく効いているようでした。
過去に2台のダイハツ車(軽ですが)に乗った経験から、乗り心地が良いのがダイハツ車の美点だと感じています。このクルマも、路面からの小さな突き上げはうまくいなして、乗員には過度なゴトゴトは伝えてきません。サスペンションは使用環境をよく理解した適度な力の入れようで、良くできていると思います。
前席はベンチシート、いくばく高い目線で座らされるので、クルマを操る感覚が希薄に感じます。まあ、クルマの性格には合っているシートなのですが、私には合っていません。