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大漁大漁!

今日はとっても寒いですが、4~5日前には暖かい日があって、その日のお話。
仕事の書類を届けに漁港の近くのとある事業所に伺ったところ、大将は釣りに出かけた・・・とのこと。年が明けたばかりでまだ本格的に仕事場も稼働していなくて、何より暖かい日だったもんだから堪らずに出かけたのでしょう。行き先にあたりを付けて追いかけてみると、いますいます。防寒具を着込んだ太公望たちに混じって釣り糸を垂れています。
釣果はどうか・・・と尋ねたら、まだ来たばっかりで、時間も早いのでこれからだ・・・とのこと。試しにとお隣でカゴ釣り(ウキ釣り)をしている方に尋ねると、今日は食いが渋い・・・のだとか。それでもいけすの中には15センチほどのちょうど良いアジが数匹泳いでいました。
数人のカゴ釣り(ウキ釣り)に混じって、くだんの大将は竿下のサビキ釣り。少し前に投げるので魚の姿が見えないカゴ釣り(ウキ釣り)に対して、竿下のサビキ釣りでは寄ってくる魚たちが見えています。よくよく見るとフグの大群・・・フグが釣れると針やテグスが折れたり切れたりする上に、気軽には食べられないので誰もが敬遠します。サビキ釣りは釣れ始めると大漁になることが多いので、お裾分け待ってます・・・と言って帰ろうと思ったら、キタ!と大きな声。見ると竿も大きく曲がっています。いよいよ大漁の始まりか・・・と走って近づくと、上がって来たのは結構なサイズのフグ・・・フグ大漁の予感です。まあそれでも、ゆっくりと釣り糸を垂れることに意味があります。正月明けのたまの気ままな時間をどうか楽しんでください。