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読みもの
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キンモクセイが香ります。

鳶色のひとみに 誘惑のかげり
金木犀の 咲く道を
銀色の翼の馬で 駈けてくる
二〇世紀のジャンヌ・ダークよ・・・と昔々堀内孝雄さんは歌ってました。
だからどうだ・・・という訳でもありませんが、キンモクセイの甘い香りがしてくると、やはり秋が来ていることを実感する訳で。つい先日まで、猛暑だ!観測史上初だ!と騒いでいたのが噓のようです。でも、さすがに、今年の秋はいつもの秋より短くなるような気がします。
ところで、写真のキンモクセイは田辺のお隣さんの庭にあるもので、うちの庭にあるキンモクセイの花はほんの数輪。なぜこんなに違うのだろう・・・と見比べてみると・・・日当たりの違いのようです。お隣の木の方が多くのお日様を浴びるところに植えられています。生き物にとって太陽をはじめとする自然環境の影響はこんなに大きなものなのだと今更ながらに実感します。

生かされて 生きるや今日の
このいのち 天地(あめつち)の恩
かぎりなき恩

どなたかのお言葉(作品)です。