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とんかつ ももたろう。

学生時代に友達に、美味いとんかつ屋がある・・・とはじめて連れて行ってもらって、以来、月に一度も行けていませんが、それでも細々と行き続けてもう40年を超えて通っているお店が、和歌山市の国体道路沿い・中島にある ももたろう です。当時は今の大将の先代の時代。先代がお店を出してまだ間もなかった頃だったと思います。
和歌山市の設計事務所に就職した私は、握りこぶしの半分ほどの大きさに作られた、肉厚で圧倒的に美味いヘレカツ目当てで通いました。大将はまだ若く勢いがあって、伺う度に声を掛けてくれて、かわいがってくれました。
たまにお金の持ち合わせがある時には、張り込んでビーフカツ(当時はメニューにありました)。肉の美味しさがしっかりとしていて、それを包み込んだ衣が香ばしい、贅沢この上ないこのカツを頬張った時には、得も言われぬ幸福感に浸ったものです。残念ながら、ビーフカツはメニュー落ちしましたが、ヘレカツは昔のままの絶品です。当時はヘレカツが600円台でしたが、今でも800円台・・・こんな時代に大変よく頑張ってくれています。
近くに同業のフランチャイズ店も店を出しましたが、それでも ももたろう は連日の満員御礼です。頑張れ大将。和歌山に行った折には又寄ります。今後ともよろしく!