荷重が集中する柱、支点間が長い梁には荷払いなどの補強を考える。
写真上部は4間(約8メートル)の間に1本しか受けの束がない梁(棟木)の補強のための荷払い梁の様子。集中する荷重の分担と、万が一の継手のはずれに備える。
荷払い梁を支える束の下の梁は直下に柱がない(柱に見えるのは奥にある柱)。直下に柱がない梁に大きな荷重がかかる場合には、梁全体を大きくすれば良いが、必要でない部分まで大きくするのは経済的でない。そこで必要な部分のみ梁を二重にして受け止める。