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建物全体を通気層ですっぽりと包んでいる。壁の通気は一体となった屋根面(棟部分)から排出することになるので、屋根面の透湿防水シートは壁のシートの上に施工されなければならない。ところが、施工段取りは屋根の雨仕舞いの方が先になるので、屋根面のシートは壁下地が出来るまでなにもない壁面に垂れ下がっている。最終的には、垂れ下がったシートは、壁の断熱ボードが張りあがった後に施工される壁のシートの上にきっちりととめられることになる。