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新築住宅着工戸数減の様子。

先日、田辺市秋津の建築現場で瑕疵担保保険の基礎配筋検査を受けました。最近は申請も検査も回数が多くなった上に手続きも段取りも複雑になって大変だ・・・という話ではなくて、当日審査に来てくれた検査員によると、検査の件数が激減しているのだそうな。つまり、新築住宅の着工戸数が激減しているということ。
コロナのパンデミックが始まって、ロシアがウクライナに侵略戦争を仕掛けて、世界中で食料がなくなり、諸々の品物の価格が高騰して、建築現場でも品切れとともに建築費の高騰が止まりません。2年前より約3割ほど工事費が高くなったような感覚です。具体的に言いますと、3,000万円で建てられた家が、今では4,000万円近く必要になった・・・ということです。
この高騰はもうすぐ止まる・・・とふんで、着工を差し控えていた方々もおられるようですが、今回はそんな雰囲気がありません。例えばキッチンやシスバスなどの住設器具は4月に値上げのメーカーと、8月に値上げのメーカーと・・・ほかの品物も値上げの時期待ちです。
こんな調子だと建てたい方も建てられなくなる、と心配していたのがこの時期にいよいよ現実化してきたようで、この先大変な時代になりそうです。