読みものArticle
ありだっこ。
ミカンの季節にはありだっこ、柿の季節にはめっけもん、モモの季節には桃山の直販店、イチゴの季節には貴志川のよってって・・・食いしん坊の私にはそれぞれの季節に気になるお店があります。この度は、久し振りに有田のJA直販店 ありだっこ を尋ねました。
今のありだっこではデコポン・・・あるにはあったのですが、どれも不知火という表示。この前まではどこでもデコポンと表示していたのにおかしな具合・・・と思って調べてみると、なんとデコポンは熊本果実連が所有する登録商標なのだそうな。しかも、全国統一糖酸品質基準を持つ日本で唯一の果物の登録商標である・・・とのこと。そうか、それで気軽にデコポンとは呼べなくなったのか。知的財産権が声高に叫ばれる昨今では仕方のないこと・・・なんせアメリカと中国なんかはそれで大変なことになっているのですから。日本の農業現場でもたくさんのものが知らぬ間に海外に持ち出されて大打撃だとか・・・ここはひとつ国内でも襟を正して自制・・・ということなのでしょう。
それはそうと・・・持ち帰った不知火はとっても美味しい。このミカンの良いところは、ただ甘いだけではなくて柑橘類らしい適度な酸味を持っていること。3つや4つは瞬く間に・・・何ごとも過ぎたるは及ばざるがごとし。私も襟を正して自制!