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シンドラーのリスト。

日本では1994年に公開された映画です。もう25年も前になるのですね。DVDは早くに手に入れていたのですが、なんせ映画はストレス解消・うっぷん晴らしで観ることが多くて、いきおいドーン・バーンのアクションやファンタジー系(怪獣も含めて)に流されがちで、長いこと手が出ず棚に並んだままでいました。この度は、眠っているDVDがもったいないと思い直して観てみました・・・そして、驚いた。こりゃあ、アカデミー賞をいくつももらうはずだ。
最近観た映画でも感動した映画はたくさんありましたが、何だかこれは特別のような気がする。感動すると言うよりは、驚愕する。本当にこんなことがあったのかと我が目を疑う様なことの連続。映像化したスピルバーグには色々な意味で勇気のいることだったでしょう。
主演のリーアム・ニーソンは私より少し年上のイギリス人。これ以降に作られた彼主演の映画は10本以上観ています。いずれも、彼なくしては出来得ない作品たちです。しかし、この作品での彼の存在感は別格。この映画をきっかけにスターダムにのし上がったようですが、それも無理からぬ事でしょう。
もう一人興味深い人が出ていました。敵役のドイツ軍人・・・この人どこかで観たことあるなあ、特徴ある鼻の線・・・ずっとそう思っていましたが、そうそう、この人ハリー・ポッターのヴォルデモートだ。特殊メイクで覆われていても私の目はごまかせない・・・たくさんの映画を観ていると、作品以外の意外な楽しみもあるものです。