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ジュラシック・ワールド/炎の王国。

ハン・ソロを皮切りに、これから話題作が目白押しです。今回見てきたのはジュラシック・ワールド/炎の王国。
例によってレイトショーです。でも、封切り間もないからか人気なのか・・・レイトショーとしては上出来の、会場に1/3ほどの人は入っています。
このシリーズももう5作目ぐらいでしょうか。インパクトが強かったのはなんと言っても第1作。見事な特撮で、まるで生きているように目の前に恐竜たちが現れたのには驚きました。人を丸呑みしてしまうTレックスの迫力といったら度肝を抜かれたものです。その後4っつの続編・・・しかし、どの作品もストーリーや脚本に無理があるように感じて、少し子供じみた展開に少なからず興をそがれた感じがしたものです。
それからみると今回の作品は、テンポといい展開といい緊張感といいなかなかに良い。人の気持ちの動きにも台詞にも無理がない。第1作を除いては、シリーズ中ベストの出来ではないかと思います。VFXを通じて創り出された世界観と恐竜たちはもはや文句の付けようもなく、縦横無尽に画面の中を走り回ります。5作品すべてに重要な意味を持って登場する恐竜は、大御所のTレックスとラピトル。今回は前作との関連が強く、人と心を通わせるブルーと名付けられたラピトルが良い仕事をします。
さてこのブルーの行く末や、野に放たれた恐竜たち・・・作品の終わりには次回に続くネタがたくさん仕込まれていました。まだまだこのシリーズは続けるつもりのようです・・・楽しみです。