読みものArticle
特別先行内覧会。
先日、表に大きく3・・・と書かれた封書が届きました。
BMWの3シリーズが新しくなったのは知っていましたが、とうとう和歌山のディーラーでも内覧会が始まったようです。内容は写真ばかりで特に読むものもなく、素っ気ないものでしたが、これを待っていた方々には朗報でしょう。私はというと・・・まだ初めての車検を受けたところですから、気持ちはそんなに踊りません。
このところの車社会の動向は、とにもかくにも安全性能・自動運転・コネクトビリティ強化の方向です。安全性能は高かったにこしたことはありませんが、度を超した自動運転やコネクトビリティ強化については、私は今のところあまり興味がないです。だって、自分の意志の通りに動かすことがクルマの楽しみの一つなのに、ほっといてもそこそこ大丈夫ですよとかこんなソフトが使えますよ・・・なんてクルマ、あまり楽しく感じない。
先日、X3を試乗した時にも、セールス氏が盛んに、ここのところは自動で、ここのところは放っておいても大丈夫・・・などと隣から口を出してきます。折角運転を楽しんでいるのに、君こそ放っておいてくれ・・・思わずそう言いたい気分でした。
クルマを、単なる輸送装置・・・とみた時には絶大なる恩恵をもたらす自動運転も、クルマ好きにはありがたくない場合や場面もあるものです。新しい3シリーズの売りは、自動運転に流れすぎる世間とは裏腹に、運転する楽しさを追求した・・・とのこと。冒頭に、気持ちはそんなに踊らない・・・と書きはしましたが、こんなに正面切って言われてしまっては、やはり試乗が楽しみになります。メーカが目指す、駆け抜ける歓び・・・はどの辺まで体感出来るのでしょうか。