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フォードVSフェラーリ。

気になっていた映画を観てきました。ご推察の通り、フォードVSフェラーリです。クルマ好きの私にははずせない映画です・・・これを観ないという選択はないやろう~・・・という訳です。
主演はジェイソン・ボーンをやったマット・デイモンと前はバットマンだったクリスチャン・ベイル。どちらも歴史上の偉人を見事に演じきっています。特にケン・マイルズ役のクリスチャン・ベイルは本物が乗り移ったのかと見まがうばかりの熱演で(本物はよく知りませんが)癖のある人間を彼なりの役作りで見事に表現しています。
長いル・マンの歴史で優勝を勝ち取ったアメリカ車はフォードのGT40だけです。そりゃあ大変なことばかりだったでしょう。人の執念が身を結ぶ瞬間というのは、常人では想像を絶する事柄がひとつの方向に見事に収束するときなのでしょうが、美談ばかりではない・・・という描き方が物語に真実味を与えています。ちなみに、群雄割拠していた時代にルマンを征した日本車はマツダのロータリー車787Bだけです。
私はクルマ好きなのでこの映画がとても楽しめましたが、例えクルマ好きでなくとも楽しめるのがこの映画の良いところです。一度観てみてください。