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ローグ・ワン。

ながくSTAR WARS(スター・ウォーズ)を観てきたので、すっかりSTAR WARS(スター・ウォーズ)付いてしまい、とうとうスピンオフのローグ・ワンまで観てしまいました。
こいつは良い!最終のシーリーズ(Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ)よりこの物語の方がよっぽど良いように思います。描かれている時代はⅣの前。つまり、45年前に作られた物語のさらに前につながります。Ⅳはレイア姫が手に入れたデス・スターの設計図をR2D2に託す場面から始まりますが、ローグ・ワンはその設計図を手に入れるに至った経過を描いた物語。
この映画の良いところは、飛び抜けた能力を持つヒーローが存在せず、皆が皆一生懸命なところ。飛び抜けていないので、使命を果たすには命を落とすこともある。現に主だった登場人物のほとんどは死んでしまいます。秀逸なのは、何故命まで掛けてやり遂げなければならなかったのか・・・のところが一人一人しっかりと描けているところ。そんな中(普通の人の中)にダース・ベイダーが現れると、その存在(恐怖)の大きさがいよいよ身に染みます。だから本編の物語も際立ちます。見事なスピンオフ映画です。
ちなみに、表紙写真のドロイドも人間以上に人間味があって面白いので、注目して観て下さい。