読みものArticle
ピレリ・チンチュラートP7とブリジストン・レグノ GR-XⅢ。
タイヤを履き替えて1週間ほどになりました。走り出し直後の第一印象は書きましたが、今回はあれから数百キロ走った後のもう少し詳細なものをお届けします。ちなみに変える前のタイヤはピレリ・チンチュラートP7、交換したのはブリジストン・レグノGR-XⅢ(クロススリー)、どちらもプレミアムコンフォートの範疇にあるタイヤです。

まずはピレリ・チンチュラートP7。ピレリという名前が示す通りのイタリアのタイヤですが、製造がどこの国なのかはよく分かりません。A4を買ったときの標準タイヤです。ハンドリング性能・接地性に不満を感じたことはありませんでした。一部では燃費と耐摩耗性に不満が出ているようですが、5万キロ弱走って平均燃費は18.3㎞/ℓですから全く不満はありません。むしろ耐摩耗性などは、良く持った・・・と評価したいほどです。替える前には低音でゴー・・・という音が出ていましたが、トレッドの山が減ったからなのではないかと思っています。最初からこのタイヤだったので、特に騒音も気にしたことはなく、比較的静かな方だったと思います。乗り心地も優秀で、ゴツゴツやユラユラなど感じたことはありませんでした。
新しく入ったのはブリジストン・レグノGR-XⅢというタイヤ。レグノのシリーズに1年ほど前新しく加わったタイヤです。乗り出しの印象に書いたように、低速では、まるで柔らかいゴムの上に乗っているのか・・・と思わせるような感じのマイルドな感触。頼りない・・・と言えばそう感じる方もおられるかもしれない。しかし、馴染んでくるとこの感覚が心地良く感じ始めます。低速では小さな凸凹をうまく吸収し、段差は小気味よくコツンと乗り越えます。高速ではP7に比べて少しフワフワする印象。トレッド面というよりタイヤ構造がP7よりは柔らかい・・・と感じさせるような印象です。
P7に比べると切り始めの応答性が弱く、あまりキビキビとは感じません。スポーツ走行が好きな方には物足りなく感じられるかも知れませんし、快適性を重んじる方には、あまり過敏に反応するよりは楽チンで良い・・・と評価されるかもしれません。私は前者の方です。地面をつかむ力(接地性)は全般にP7の方が優秀に感じます。あちらの方が全速度域でどっしりと落ち着いていて安心感が高く感じます。
静粛性は、走り出してすぐよりは少し走ってからの方が静かに感じ始めました。低速や舗装面の良い道路では見事な静粛性。コンクリート舗装などの音が大きくなりがちな道路でも明らかにP7より静かです。

今のところ燃費の方は分かりません。しかし、先日いつもの高速を走った時にはGR-XⅢの方が、表示されていた数字が1割を超えて悪かったので心配しています。まだ下ろしたばかりのタイヤであることと、空気圧をP7に比べて前後とも0.1づつ低くしたのでその影響かも知れません。
おなじプレミアムコンフォートと銘打っていても、お国柄か目指すところが違うのは面白いものです。快適性・・・というところで言うとGR-XⅢは全くその通りのタイヤです。最近ではアクセル踏み込んでガンガンに・・・ということでもありませんので、今回のタイヤの乗り換えには充分に満足しています。