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府中の家 暖房について考える Ⅱ。

予定していた暖吉くん(蓄熱暖房機)を残念しなくてはならなくなった府中の家では、冬場にエアコンだけで快適を担保するのは難しく感じて、暖吉に替わるベース暖房を探しています。
一番お手軽なのは電気式の床暖房です。場所も取らず、価格も平均的。使いたいときに使いたいだけ使って電気代を払う訳ですから合理的・・・でも、味気なくもある。さりとて、薪ストーブは手間がかかりすぎる・・・などと考えていた矢先に、新しく出来たお家の薪ストーブの火入れに立ち会う機会がありました。ストーブの中で火が燃えはじめると、現場に居た人たちが次々と集まってきます。気が付いてみると10人ほどの人だかり、みんな興味津々で眺めています。その中には私も参加していました。今更ながらに、火は人を集める・・・と実感した次第です。原始の時代から、火は人間と馴染みの良いものなのですね。
そんな訳で、今は府中の家のベース暖房として薪ストーブが最有力です。少々手間でも、すぐに暖かくならなくても、時々は掃除しなければならくても、薪代が高くても・・・まあ良いか、みたいな気分になっています。