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府中の家 上棟式。
ただいま建設中の地域特化型セミオーダー住宅(府中の家)が、めでたく上棟式を迎えました。梅雨も、あがった(と気象庁は言っている)と言うのに、このところの荒天に遭遇して、大変に気を揉んでいたので、無事に迎えられてホッとしています。
大雨警報の出た京都や滋賀ほどではありませんでしたが、それでもそこそこに雨は降り、雨をぬっての作業だったため、ほとんどの構造材が濡れてしまいました・・・でも大丈夫。無垢の木は雨に濡れて・乾いて・・・を繰り返しながら含水率を減らし、立派な建築用材になっていくものです。一度や二度の雨でダメージを負ったりしません。むしろ、焼け付くような暑さに遭遇しなかったことを思えば、大工さんたちには好都合だったかも・・・物事は考えようです。
基礎工事をしている間は、コンクリートの硬化を待つ時間もあり、工事の進捗もわりとゆっくりと感じられて、もどかしくもあるものです。ですが、棟が上がった後の工事は急ピッチ。こちらの事情はさておいてドンドンと進みます。府中の家の建築工事は、これから秋にかけていよいよ佳境を迎えます。忙しくて大変でもあり、楽しみでもあり・・・いずれにしても、目が離せなくなりました。