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2025 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年の始まりは初詣から・・・うちの初詣は、このところ続いて田辺市三栖にある珠簾神社。田辺には弁慶ゆかりの闘鶏神社やら、太古より紀州田辺の「地主神」として厚く崇敬されてきた由緒正しき蟻通神社などがあり、ちょっと走ればかの有名な本宮大社もありますが、訪れる方々も少なく小さくひっそりとたたずんでいるのに、どことはなしに荘厳なこの雰囲気が好きで珠簾神社に来ています。

お正月休みといっても何か計画があるわけでもなく、1日の実業団駅伝、2日・3日の箱根駅伝と、ただただ寝そべって何かを口に運びながらテレビにかじりつく毎日でした。そんな訳ですから体もすっかりなまってしまい、年の初めのスタートダッシュを勢いよく決められるかどうかについては甚だ自信がありません。

そうそう、こちらも恒例になりつつある松ぼっくり拾いには年末に行ってきました。息子たちと3人でいきましたが、特にいいものを選びマイペースで拾っていく子供たちとは違い、何かに憑りつかれたようにしゃにむに動き回った私は、彼らの倍の量を半分の時間で拾いました。そんなことをしてしまったからか太ももの裏が、たぶん筋肉痛のくせに肉離れのほどに痛く・・・せっかちな性格というのはいつまでも変わることがなく困りものです。

ところで、どこに置いていたのやらこのハチマキ。これは30年以上も前に、白浜田辺青年会議所の指導力開発の一環で、寒中の2月6日に伊勢神宮の中を流れる五十鈴川で身を清めた折に使った愛・汗の二文字がくっきりと染め抜かれた懐かしいハチマキ。

あの時には、凍るように冷たい水の中でなすすべもなく倒れて水没していく体に恐怖を感じながら一所懸命に、頑張ります・・・と誓ったものです。何を頑張るのかは今となっては判然としませんが、そんな思い出のハチマキが突然現れるということは・・・初心忘れずに頑張り通しなさい・・・という神様の思し召しか?

人生というものは分からないものです。何が良いのやら、悪いのやら。もし、五里霧中で滑稽な手探りを続けながら進んでいる自分の人生にタイトルを付けるとしたら、面白冒険活劇「頑張っとります!」みたいなことになるでしょうか。