読みものArticle
府中の家 動画取材。
府中の家は、セミオーダープランのモデル住宅として和歌山市府中に建っています。建物の性格上、これまでにも施工中の様子などを当ホームページの今日の現場からや木の家工房Mo-KuのYouTube(https://www.youtube.com/channel/UCObHM3_nJ03dv4S9EfohgyA)などで紹介してきました。
そして今回、竣工1年が過ぎ、植栽なども少しづつ落ち着いてきましたので、もう一度現在の建物の様子を動画でご紹介することにしました。
建物の中に陽が入っている様子を撮影したかったので、撮影開始は早朝から。冬場なら太陽高度も低いので陽は一日中室内に差し込んでいますが、夏場には直射日光は室内にあまり入らない設計にしていますので、陽の角度や量の加減も考慮しますと撮影に適した時間をピンポイントで探し出すのは大変・・・結局、早朝6時からのお日様待ちの待機となったわけです。
動画撮影しているのは広報を担当している長女。彼女は木の家工房Mo-KuのYouTubeも担当していて、府中の家が工事中の時には、敷地探しから竣工まで40本もの動画を製作してきた手練れ。この動画たちは、今見返してみてもなかなかの力作で結構面白く、そして家づくりの役に立ちます。お時間の許す方はぜひ見てみてください。
夏の暑い日差しは室内に入らないように設計している・・・と前段で書きましたが、この時期(7月中旬)の朝10時前には御覧の通り、見事に掃き出し窓の足元で陽射しが止まっているでしょう。冬場の同じ時間帯には、掃き出し窓の半分以上には陽が当たっています。
室内にどれほどの陽射しを取り込むかは、敷地・建物の方位、太陽高度、軒の高さと深さなどを綿密にシミュレーションして決めます。ちなみに、陽当たり具合はガラスの性能で制御するより陽の当たり具合で制御する方が、建物は圧倒的に快適になります。
少し話がずれてしまいましたが、今回の府中の家の取材動画は近く木の家工房Mo-KuのYouTubeで紹介されます。ご期待ください。