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今シーズン最後の研修。

今シーズンは合計で5本の研修を受けました。これまで監理技術者講習、防水改修セミナー、コンクリート構造物の劣化と維持・補修に関する知識と受けてきて、最後は和歌山県技術調査課主催の独占禁止法に関する研修です。前の4本は民間団体やセミナー企業による研修ですが、今回のは純粋の県のお役人さんの主催です。
主催者によって研修の色合いも少しずつ違ってきます。セミナー開催を仕事にしている企業の主催では、専門の講師先生がいて、全国を股に掛けての授業ですから、手慣れた感じで段取りよく進めていきます。建築関連企業や団体の主催ですと、商品説明やノウハウの伝達が主で手取り足取り親切です。お役所主催のものは紋切り型で上から目線のことが多いです。
今回の研修はお役所主催ではありますが、割と馴染みが良かったように思います。特に、入札談合の防止に向けて・・・というコーナーを担当された方はユーモアを交えながら飽きさせることなく、それでいて言いたいことは充分に言っていたように思います。ほぼほぼ、ほぼほぼ・・・どこかの携帯のコマーシャルの様なフレーズが口癖で、そのせいかどうかはわかりませんが無理なく頭に入ってきました。
そう言えば、20年ほど前までは談合の噂はあちこちで聞いたようにも思いますが、最近ではとんと身近では聞きません。