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山に活力が戻ると・・・。

山に活力が戻る・・・というのは、植林山の木が売れて林業家や製材業者に現金収入があり、山の手入れもできるようになる・・・ということです。こうなると、植林山が健全に保たれ、地域の経済活動も活発になります。
植林山が健全に保たれ・・・とか聞かされても「私たちに関係ないじゃん。」と思われるかもしれませんが、とんでもない。山は私たちが考える以上に、縁の下の力持ち的に私たちの生活を支えています。まずは二酸化炭素をよく吸収してくれます。雨水もよく吸収して私たちの水源を守り、洪水や土砂崩れを防いでくれます。木材はもちろん、キノコなどの食料も提供してくれます。そして多くの命をはぐくみます。
豊かな森・・・という言葉を聞くと、手つかずの自然の森を連想される方が多いようですが、本当にそうでしょうか?持続可能な森林活用・保全を目的として活動するFSCという団体の調べによると、手つかずの自然の森より、よく手入れされた植林山の方が多くの生命が住む・・・という報告もあります。弱肉強食の自然林よりも、古来より人と人間が共存してきた里山や植林山の方が豊かだったということです。
植林山は見えないところで私たちの生活と大きくかかわっています。では、製材されて木の家となった後はどんな恩恵を住まい手に与えてくれるのでしょう・・・長くなるので、それは次回に。