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建築業界事情。
先日、田辺市内で地鎮祭がありました。前々から準備してきた工事なのでスムーズな着工が出来ましたが、私の廻りではそろそろ建築関係業者の手持ちの仕事が筒一杯で、新規受注が難しい状況を迎えつつあります。
全国的な災害復旧に加え、紀伊半島はこの夏の3連発の台風被害が激しく、その上に来年秋の消費増税やその先のオリンピック景気が加わって、各種の材料が手に入りにくくなり、市中にゆっくりしている職人などいない状況です。年末から来春にかけての新築着工が集中しているらしく、どこの建築業者も職人の確保に走り回っています。
かく言う私の所でも今後に、和歌山市内で1件、紀の川市で1件、海南で1件、印南で1件、白浜で1件、串本で1件と6件の工事が着工を待っています。幸いにも、いずれの工事も早い目の手当で段取りが付き、今は一段落でホッとしていますが、これから先に何が起こるかはまだ見当が付きません・・・何ごともなく、無事の竣工が迎えられることを祈るばかりです。
しかし、仕事とはいつもこんなもの。ある時に集中して、ない時にはさっぱりヒマなものです。もう少しまんべんなくはならないものか・・・建築関係業者は今、どなたも私と同じ様な感想を漏らしていることでしょう。住まいを来年秋までに建てたい・・・と思っている方々には、品不足・工事費高騰・職人不足の大変な状況が迫っています・・・段取はお早めに。