人間も建物も、何もメンテしないでいつまでも元気で居られればそれに越したことはありませんが、そうは問屋が卸しません。時期が来れば、必要ヶ所にそれなりに手を入れて、こまめにメンテしてこそ長く使えるというものです。
そんなわけで、築25年を迎える田辺の事務所兼住宅に、今年は思い切って出来るだけの手を入れることにしました。まずはロフトのサッシから。
このサッシは高いところにあるので、とってもよく日が当たります。そのうえ、木造と違って変形量の大きい鉄骨造のため、中央部が盛り上がってアルミの障子に近年隙間が目立ってきました。そんなこんなで断熱・気密の性能も低下している筈です。いちから取り換えるのは外壁にも影響して大変なので、古いサッシはそのままに、その上（内側）にカバー工法で新しいサッシを取り付けることにしました。色はステンレス色、黒いサッシは夏場に触れなくなるほど熱くなる（内外とも）ことを学習しましたから。ガラスは奮発してアルゴンガス入りの省エネガラスです。これで我が家のロフトの温熱環境も少しはましになると思います。