本文までスキップする

読みもの
Article

時を知ること。

年もすっかり明けて寒中真っ盛りの時候となりました。写真は府中の家の玄関脇に植えた植栽の様子です。もちろんこの時期ですから落葉樹は葉っぱを落としています。手前の落葉樹はモミジ、その後ろがハナミズキ。右下に小さく写っている常緑樹はナンテン、その後ろにカクレミノ、その向こうがアオイです。
落葉樹の中でもモミジは、変化の具合が劇的で有名。府中の家でもほんの1週間で見事に真っ赤になって、次の1週間でほとんどの葉が落ちました。落葉樹は一般に針葉樹よりも進化した植物らしく、こんなに変わり身が早いのもモミジという種の生存戦略なのでしょう。モミジが何をもって紅葉・落葉の時期を知るのか門外漢の私にはよく分かりませんが、とにかくその的確さと潔さはすごいことだと思うのです。
タイミングを知ることの大切さを痛感します。同じように機会が与えられていても、それが分かる人と分からない人・・・さらには、そのチャンスに動ける人と動けない人・・・そして、成果をつかみ取る人とつかめない人。人は小さな違いで大きく変わっていくのでしょう。
機を見るに敏なこと・・・まずはこの感覚を大事にしたいものです。