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何か・・・年々さみしくなる。

年末に大掃除と片付けをして以来、色々な所が気になるようになって色々な所の整理に手を付けました。
今回片付けたのは私の机の背中側にある書棚。以前は1970年代から買いためた、新建築・住宅建築をはじめとする建築関係誌でいっぱいでしたが、年々実用的な書類に置き換わり、今では右側2列を残すのみです。今回の処分重量はなんと200キロほど、冊数にするとどのくらいになるのでしょう。
処分する前に中をちょっと覗くと、ああ見たことあるある、これはあの時に見たあの建物、本物が見たかったなあ~・・・などと当時のことが思い出されます。歌は世につれ世は歌につれ・・・とは、昔懐かしい歌番組の司会者が番組はじまりの枕に使っていたセリフですが、学生時代から買いためた本は見直すと歌と同じような感覚になるもので、エイッヤア・・・の思い切りがないと優柔不断な私ではなかなかに整理が進みません。
いつまでも名残を惜しんでいたいところではありますが、物理的な空間には限りがありますので、結局は必要に応じて処分することになります。お掃除の秘訣は、荷物に優先順位を付けて、思い切って捨てること・・・とお掃除専門の何とか先生はテレビで言っていました。まさにその通り。でも見切りをつけるたびに、自分の一部を捨ててしまっているような気になるのも確かなんだなあ~・・・。