クルマの話題がやっと尽きた・・・と思ったところに、友達がやってきました。彼もクルマを買ったらしいのです。その友達もクルマが好きで、高校時代からの友人です。彼が買ったのはVW（フォルクスワーゲン）のTクロス。ハッチバックのポロのシャーシにSUVボディーを載せた多用途車。VWでは一番小さなSUVです。
早速に走り出してみると、1,000ccの３気筒エンジンにターボを付けたパワーユニットは低速から十分な力を出して走り出します。ただし、中間加速でアクセルを踏み足したときや、戻したアクセルを踏み直したときには一瞬息付きのような症状で反応が鈍くなります。さらに踏み続けると・・・小排気量ながら、結構な力を発揮します。
ハンドルは太くて小径。本革張りの極上の手触りで、クルマも操舵にしっかりと付いてきます。遊びも、中央付近のあいまいさも気にならず素直な感覚。サスは結構に硬く設定されているようで、そのおかげかコーナーでクルマが不安定になったりすることはありませんが、懐深くしっかりとしっとりと・・・といった感じではありません。同じようにシートも硬いめで。姿勢変化は最小限に保たれています。
ひとによっては全体に硬質な味付けは気になるかもしれませんが、街中で使うにはジャストフィットなサイズで、過不足ない走行性能・・・いいクルマだと思います。