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アウディA5スポーツバッグ 35TDI Sライン。

愛車のA4が点検に入ったので、代車が出ました。出たのはA5スポーツバッグ 35TDI Sライン。つまり、エンジン縦置きのA4シャシーに、おしゃれでスポーティーなボディーを載せた前輪駆動のクルマで、2,000ccのディーゼルエンジンを積みスポーツ仕様に仕上げたクルマ・・・ということ(アウディ―はネーミングでクルマの概要が分かるような名づけ)です。
シャシーが似たようなものなら乗り味は同じようなものだろう・・・と思ってはいけません。各メーカーは車種の個性に合わせて懸命に作り込みをするものです。現に、私が10年ほど前にA5のクーペに乗っていた頃のA4とA5を比べると、A4はトレッドが少し狭い分バネが硬めで、乗り味も踏ん張りもA5の方が良くできているように感じていました。ところが、今回は逆です。A5はスポーティーというクルマの性格を強調したかったのか、バネが硬いめで路面の凸凹をいくばく強いめに伝えてきます。乗り心地もハンドリングの感触も車格なりのしっとりとした上品さが希薄です。(いずれもシャシーが同じA4比較です)ひょっとすると私のA4と代車のA5の生産時期のズレの間にちょっとした改良でもあったのかな・・・と思えるぐらいの違いです。
同じような車でも、何を大事にするかで随分と内容が変わってくるものだと感心しました。いやあ~クルマって本当に面白いものですね。